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【体験談】朝起きた時が一番疲れてる原因は?寝てもだるい状態を改善した方法

朝起きた瞬間、ちゃんと寝たはずなのに体が重い。

目は覚めているのに、頭が動かない。

そんな日が続くと、どこか自分の体がおかしいのではないかと不安になりますよね。

でも、まず知っておいてほしいのは、それは意外と多くの人が経験していることだということです。

朝の強い倦怠感は、単純な「睡眠不足」だけが原因ではありません。

多くの場合は、自律神経や脳の切り替えがうまくいっていないことが関係しています。

私自身も長年この状態に悩み、睡眠やホルモン、自律神経の仕組みまで徹底的に調べました。

そこでわかったのは、朝の絶望感は気合いや根性の問題ではなく、体の“スイッチ”の問題だったということです。

この記事では、

なぜ「寝たのに疲れている朝」が起こるのか。

そして、私自身が実践して本当に変化を感じた改善策を、科学的な根拠とともにまとめています。

もし今、「ちゃんと寝ているのに朝がつらい」と感じているなら、きっとヒントが見つかるはずです。

目次

なぜ「寝たのに疲れている朝」が起こるのか?

「ちゃんと寝たはずなのに、朝が一番つらい」

この矛盾には、きちんと理由があります。

ポイントは、睡眠時間ではなく「睡眠の質」です。

そしてその質を左右しているのが、自律神経とホルモンの働きです。

① 脳が休めていない(過覚醒状態)

布団に入って目を閉じていても、脳が完全に休めているとは限りません。

日中のストレスや、寝る直前までのスマホ・仕事の刺激によって、交感神経(活動モード)が優位なまま眠りにつくと、脳は「過覚醒(かかくせい)」という状態になります。

これは、体は横になっているのに、脳の一部がずっと働き続けているような状態です。

眠っている間も神経が緊張しているため、朝になると「休んだ感じ」が残りません。

睡眠時間は足りているのに疲れているのは、この“神経のオーバーワーク”が隠れていることが多いのです。

② 深部体温がうまく下がっていない

人は眠るとき、体の内部の温度(深部体温)がゆるやかに下がることで、深い睡眠に入ります。

この「体温の下降」がうまく起きないと、眠りは浅くなり、疲労回復が十分に行われません。

  • 寝る直前まで活動している
  • 入浴せずにシャワーだけ
  • 冷えや血流の悪さがある

こうした要因があると、体温のリズムが整いにくくなります。

その結果、睡眠の質が下がり、朝のだるさにつながります。

③ セロトニンとメラトニンのリズムの乱れ

朝の疲れは、実は前日の過ごし方から始まっています。

日中に十分な光を浴びないと、「セロトニン」というホルモンの分泌が弱くなります。

このセロトニンは、夜になると「メラトニン」という睡眠ホルモンに変わります。

つまり、

昼に光を浴びない

セロトニンが不足

夜にメラトニンが十分に出ない

眠りが浅くなる

朝がつらい

という流れが起こります。

「夜ちゃんと寝る」だけでは足りず、昼間の過ごし方まで影響しているのです。

今夜からできる、朝の重さを軽くする5つの方法

朝のだるさを軽くするために必要なのは、睡眠時間を増やすことよりも、神経のスイッチを正しく切り替えることです。

眠る直前まで活動モードのままでは、どれだけ横になっても脳は休まりません。

ここでは、自律神経の流れを整えるために私があれこれ試して効果的だったことを、続けやすいものに絞って3つ紹介します。

① 寝る90分前の「40度・15分」入浴

深い睡眠に入るためには、体の内部の温度(深部体温)がしっかり下がることが必要です。

そのためには、一度きちんと温めること。

40度前後のお湯に15分浸かると、体の内部が温まります。

その後、約90分かけて体温がゆるやかに下がります。

この「下がるタイミング」で布団に入ると、眠りの質が安定しやすくなります。

シャワーだけの日が続いているなら、まずは週に数回でも湯船に浸かるところから始めてみてください。

② 寝る30分前の「デジタル断ち」

正直に言うと、これが一番効果がありました。

寝る直前のスマホは、自律神経を活動モードに引き戻します。

ブルーライトだけでなく、

  • 情報の刺激
  • SNSの感情の動き
  • 仕事の連絡

これらが脳を覚醒状態にします。

目安は「寝る30分前」。

スマホを充電器に刺して、手の届かない場所に置く。

「寝室に持ち込まない」というルールを作りました。

最初は落ち着きませんでしたが、数日で入眠が早くなり、朝の頭の重さが明らかに減りました。

朝のつらさの正体は、脳疲労も一因なのだと実感しました。

③布団に入る前の「4秒吸って6秒吐く呼吸」

交感神経が優位なまま眠ろうとすると、体は休まりません。

呼吸は、自律神経を直接コントロールできる数少ない方法です。

布団に入る前に、

4秒かけて鼻から吸う
6秒かけてゆっくり吐く

これを5回繰り返すだけで、副交感神経が優位になりやすくなります。

ポイントは、吸うことよりも「長く吐く」ことにフォーカスします。

吐く時間を長めにすると、心拍が落ち着き、脳の緊張もゆるみます。

ただ呼吸を意識するだけで神経の切り替えが始まり、リラックスできるのでおすすめです。

④ 夜の照明を「暖色」に変える

夜に強い白い光を浴びていると、脳はそれを「昼間」と判断します。

特に蛍光灯のような青白い光は、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を抑えやすいことがわかっています。

夜になっても頭が冴えてしまうのは、光の刺激の問題であることが少なくありません。

私自身、夜9時を過ぎたら、キッチンもリビングも寝室も、家中を間接照明に切り替えています。

蛍光灯色ではなく、少しオレンジがかった暖かい色です。

天井の強い光を消すだけで、空間の雰囲気が一気に変わります。

視界の刺激が減ると、自然と呼吸もゆっくりになり、「そろそろ休む時間だ」と、脳が理解しはじめる感覚があります。

できれば、寝る1時間前からは、

  • 部屋の照明を暖色にする
  • 明るさを少し落とす
  • 可能なら間接照明にする

夜は「はっきり見えること」よりも、「落ち着けること」を優先する。

これだけでも、眠気の質が変わります。

⑤ 起きたら「朝の光」を浴びる

朝の光は、体のリズムを整えるスイッチです。

目から入った光は脳に伝わり、セロトニンの分泌を促します。

このセロトニンは、夜になると睡眠ホルモンであるメラトニンへと変わります。

つまり、

朝に光を浴びる

セロトニンが安定する

夜のメラトニン分泌が整う

睡眠の質が上がる

翌朝が軽くなる

という循環が生まれます。

夜だけを整えるよりも、朝から整えたほうがリズムは作りやすいのです。

やることは難しくありません。

起きたらまず、

・カーテンを開ける
・窓際に立つ
・ベランダに出て光を浴びる

1分でも構いません。

自然光を目に入れるだけで、体内時計はリセットされ始めます。

大切なのは完璧にやることではなく、「起きたら光を浴びる」と決めておくこと。

それだけで、一日のリズムが少しずつ整っていきます。

要注意!その疲れは生活習慣のせいではないかも?病院へ行くべき3つのサイン

生活習慣を整えても、朝のだるさがほとんど変わらない。

入浴も、スマホ制限も、朝の光も試しているのに改善しない。

その場合は、「自分のやり方が悪い」と考えるよりも、体のサインを確認したほうがいいかもしれません。

朝の強い倦怠感は、単なる睡眠不足ではなく、医療的なケアが必要なケースもあります。

ここでは、受診を検討したほうがいい代表的なサインを3つ挙げます。

① いびきが強い/寝ている間に呼吸が止まっていると言われる

  • 大きないびきがある
  • 家族に「息が止まっていた」と言われたことがある
  • 昼間に強い眠気がある

こうしたサインがある場合、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性があります。

眠っているつもりでも、実際には呼吸が止まり、そのたびに脳が目を覚ましている状態です。

深い睡眠に入れないまま朝を迎えるため、「8時間寝たのに、まったく休んだ感じがしない」という感覚が残ります。

専門の検査で確認でき対処法もありますので、もし心当たりがあるなら、早めに相談してみましょう。

② 朝だけでなく、気分の落ち込みが続いている

  • 朝が特につらく、午後になっても気力が戻らない
  • 以前楽しめていたことに興味が持てない
  • 理由もなく涙が出ることがある

こうした状態が続いている場合、単なる「寝不足」ではない可能性も考えられます。

うつ状態では、朝に症状が強く出ることが少なくありません。

体が重い、動けないという感覚も、気持ちの問題ではなく、脳の働きが落ちているサインであることがあります。

もし2週間以上続いているなら、一人で抱え込まず、心療内科やかかりつけ医に相談してみるのも一つの選択です。

③ 立ちくらみや動悸、慢性的な疲労がある

  • 立ち上がるとふらつく
  • 少し動いただけで息が上がる
  • 一日中、エネルギーが戻らない

こうした身体症状がある場合、鉄不足(貧血)や甲状腺機能の異常などが隠れていることもあります。

睡眠を整えても改善しないとき、「やっぱり生活習慣の問題かな」と思い込んでいました。

でも実際に血液検査を受けてみると、軽い貧血が見つかりました。

自分では「ちょっと疲れやすい体質」くらいに思っていたのですが、治療を始めて数週間すると、朝の重さが明らかに変わりました。

劇的というより、「なんかしんどい」が消えていく感覚です。

今まで“寝ても取れない疲れ”だと思っていたものの一部は、睡眠ではなく体の問題だったのだと気づきました。

血液検査で原因が見つかることも少なくありません。

「疲れているだけ」と決めつけず、一度体の状態を確認してみる。

それだけで、改善への道が見えることもあります。

改善できる生活習慣の問題と、医療が必要な問題は、きちんと分けて考えることが大切です。

まとめ|寝ても疲れる朝から抜け出すために

朝起きた瞬間に感じる、あの重さ。

「ちゃんと寝たはずなのに、なぜこんなに疲れているんだろう」と思う感覚は、気合いや根性でどうにかするものではありません。

多くの場合、問題は睡眠時間ではなく、自律神経の切り替えや体内リズムの乱れにあります。

  • 夜の光を落とすこと。
  • 呼吸を整えること。
  • 朝の光を浴びること。

どれも派手な方法ではありませんが、体のリズムに沿ったやり方です。

そしてもし、生活を整えても変わらないなら、それは「あなたが弱いから」ではありません。

体が出しているサインかもしれません。

真面目で頑張り屋な人ほど、「もっと工夫すればなんとかなる」と自分を追い込みがちです。

でも本当は、朝のつらさはコントロールできる部分と、専門家に頼るべき部分に分けて考えることが大切です。

この記事が、「どうせ変わらない」と思っていた朝を、少し見直すきっかけになればうれしいです。

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